突然の異動で「ひとり情シス」となってしまった太郎くん。PCの入れ替えを検討する中で、さまざまなメーカーを調べ、レノボが日本になじみ深く、日本のユーザーの声を取り入れて製品開発をしていることを知りました。的確な情報収集で滑り出しは順調なようですが、本番はまだまだこれからです。
中年男性「やぁ、大森くん。今度、社内のPCを入れ替えるんだって?」
太郎「あ、仲村部長。はい、今その機種選定をしているところです」
この人は、営業部長。うちの会社が急成長するきっかけを作った、結構すごい人なんだけど、落ち着きがないのが玉にキズなんだよね。
仲村部長「そしたら、カッコいいのを頼むね。営業先で自慢できるやつ。あ、あと丈夫で、薄くて軽くて、速くてバッテリーが長持ちして、画面が見やすくて、丈夫で、あとそれから…」
太郎「ちょっ!そんなにたくさん希望を出されても全部満たせるか分からないですよ。あと何気に、丈夫って 2 回言いましたよね?」
とは言ったものの、丈夫な PC ってどうやって選べば良いんだろう?お店に行って実際に落としてみる訳にもいかないし。
この前見つけた、レノボっていうメーカーの製品をもう少し詳しく調べてみようかな。
確か日本に開発拠点があるんだったよね。
あ、この大和研究所って神奈川にあるんだ。結構身近なところで作られてるんだね。
ん?なんか品質テストをめちゃくちゃ一杯やってるみたい。200 種類以上の拷問テストだって。「拷問」って、レノボすごいな。。。
具体的にはどんなテストをしてるんだろう?
衝撃振動、落下衝撃、加圧テスト、電気テストとかはもちろんやっているみたいなんだけど、どれもこれも実際に PC がどういう使い方をされるのかを念頭において、必要な試験項目が考えられているんだって。
他にも埃だらけの部屋に放置したり、鉄球を落としたりとかもやっているらしいけど、これ普通に人間でも嫌だよね。まさに拷問だ。
中でも、この ThinkPad X1 Carbon っていう機種には、人工衛星にも使われるのと同じレベルの高品質なカーボン ファイバー※1とかが採用されていて、特に丈夫にできているみたいだから、仲村部長の PC はこれが良さそう。きっと営業先で自慢できるネタにもなるから、その点でも喜んでもらえるかな。
へぇ~、これは日本の東レ※2の技術なんだね。レノボは、東レにパートナーとして認められて、軽量化や堅牢性の技術を一緒に磨いているんだって。
しかもこれって、MIL 規格※3っていう、氷点下や湿度 98% みたいな過酷な環境でのテストとか、砂嵐に 6 時間さらしたりとかする、アメリカの軍隊の基準もクリアするレベルらしいから、仲村部長がちょっと乱暴に扱うくらいなら全然問題ないよね。
仲村部長に話したら、「そういえば営業先でレノボの PC を使ってる人をよく見かける」って教えてくれた。
しかも、社長とか役員の人とか割と上の人たちで、長年使っているっていう人が多いんだって。
気になって、ちょっと調べてみたら有名な企業の偉い人でも、愛用している人が結構いるみたい。僕の父さんもそうだけど、レノボってファンが多いんだね。
よし、それだけ信頼されている製品なら、会社の PC として申し分ないだろうし、レノボの PC に入れ替えることをメインに計画を進めよう!
用語解説
※1: カーボン ファイバー
日本語では「炭素繊維」と訳される、炭素 (カーボン) を原材料にした素材。金属に比べて強度や弾性に優れ、熱や化学変化にも強く、錆びることなどもない。さらに軽量であるため、航空機や自動車部品などにも使われている。
※2: 東レ
炭素繊維の世界でトップ メーカーの日本企業。各産業界ごとにそのトップの企業としか戦略的なパートナーにならないことで知られており、軽量化や堅牢性の技術をさまざまなパートナーと共に研鑽している。
※3: MIL規格(米軍軍用規格)
アメリカ軍が必要とする物資の調達時に基準とされる、アメリカ合衆国国防総省が定めた規格。衝撃や振動、温度、湿度、気圧、粉塵など、さまざまな環境に耐えうる基準が厳しく決められている。
製品情報
-
さらに薄く、軽く。そしてタフに
カーボン・ファイバー素材で強化された筐体が特徴の最新シリーズ。
-
インテル® Thunderbolt3 テクノロジーを搭載した最高性能のドッキングステーション。伝送速度最大40Gbpsという圧倒的なパフォーマンスにより4K動画の表示と高速のデータ転送が可能です。