「株式会社アールテクニック 一級建築士事務所」ケーススタディイメージ

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株式会社アールテクニック 一級建築士事務所
設立: 1994年
本社: 東京都目黒区上目黒 3-34-1-3号室
URL: www.artechnic.jp/

豊富な機能と使いやすさを誇るグラフィソフトのBIMソフト「ArchiCAD 15」

BIMソリューションとは、コンピューター上に属性情報を含む建物の3次元モデルを作成し、そのモデルに基づいて建築設計や施工までのあらゆる工程で情報を活用するソリューションである。グラフィソフトのBIMソフト「ArchiCAD」は、建築家が建築家のために作ったシステムとして、世界中で高い評価を得ている。その最新バージョン「ArchiCAD 15」では、シェルツールが追加され、自由な建築形状を作れるようになったほか、チームワーク機能も強化されるなど、さらに優れたBIMソフトへと進化している。なお、ArchiCAD 15のパッケージデザインには、井手氏が設計したShellが使われている。

居心地のよい住宅の設計を得意とする設計事務所「アールテクニック」

アールテクニックは、井手孝太郎氏を中心とする少数精鋭の設計事務所であり、特に住宅や集合住宅の設計を得意とする。クライアントの要求と土地や社会的な条件から、その場所に最適な環境を作り出す、彫刻的で力強い建築に定評があり、その代表的な作品が軽井沢の別荘として施工された「Shell」である。Shellは、軽井沢の過酷な自然環境に耐え、快適な住空間を創り出すという目的で設計されており、その曲面を活かした美しい外観には誰もが驚かされる。このShellの設計にあたって、多大な威力を発揮したのが、グラフィソフトのBIMソフト「ArchiCAD」である。

オブジェクトベースで設計できることがBIMの強み

当初から3Dベースで設計することによって、Shellのような複雑な形状の建物も完成イメージを常に共有しながら詳細な設計が可能になる。

井手氏とArchiCADとの出会いは、同氏がアールテクニックを設立した17年前に遡る。「当時のPC CADは白黒の小さな画面で、見てがっかりしました。デザインをコンピューターが助けてくれるものだと期待していたのですが、そうしたレベルではありませんでした。そのときにArchiCADの話を聞いて、やはり3次元のものがいいと思い、ArchiCADを導入しました」。しかし、井手氏も最初から設計のすべてのプロセスにおいて3次元モデルを利用していたというわけではない。BIMでは、壁や屋根など建物を構成するパーツを一つ一つオブジェクトとして扱うため、パーツの移動や修正が容易にできるという利点がある。「当時はPCの性能も低く、3Dで最初から設計しようとすると相当なストレスがありました。しかし、BIMでは2Dで設計しても壁などがすべてオブジェクトとして扱われるので、移動などが楽で、思考に集中できます。従来のCADではマウスを10回くらいクリックして、ようやく壁を一つ動かすことができましたが、BIMではマウスのドラッグだけで動かすことができます。これは従来のCADにはないメリットです」。

チームワーク機能の活用で飛躍的に設計効率と質が向上

ArchiCADの豊富な機能の中でも、特に井手氏が便利だと強調するのが、複数の設計者が共同で作業を行えるチームワーク機能だ。チームワーク機能は、BIMサーバーと呼ばれるサーバー上の設計ファイルを複数の設計者が共有する仕組みだ。「チームワーク機能を利用する前は、複数の設計者が設計を修正すると、それぞれ別の設計ファイルになってしまうため、ファイルの管理が非常に大変でした。チームワーク機能を利用すると一つの設計ファイルに対して複数の設計者がアクセスできるので、ファイル管理が簡単になり、ミスも減らせます。クライアントや施工担当者との連絡も密に取れるので、飛躍的に設計効率とクオリティが向上しました」。

ThinkServer TS130の導入でサーバーのトラブルが解消

具体的なイメージを共有できるので、設計効率が格段に向上する。

これまでアールテクニックでは、通常のPCをBIMサーバーとして利用していたが、ハードウェアに起因するトラブルに悩まされていた。「以前のPCでは、しばらく動かしているとだんだん動きが遅くなり、反応が返ってこなくなったりしたため、定期的に再起動していたのですが、再起動後も安定するまでに30分くらいかかっていました」。そこで、2011年夏にBIMサーバーとしてレノボの「ThinkServer TS130」を導入したところ、サーバーのトラブルが嘘のようになくなったという。「ThinkServer TS130を導入してから数ヶ月経ちますが、トラブルは1回もないですね。24時間電源を入れっぱなしにしていますが、非常に快適です」。ThinkServer TS130は、エンタープライズレベルの信頼性を誇り、24時間365日間の連続動作を前提に設計されているのだ。小規模な設計事務所でも、チームワーク機能を活用するには、BIMサーバーとしてThinkServerのようなサーバー専用機を導入すべきというのが井手氏の主張だ。「ThinkSever TS130は騒音も静かで、ずっと安定して動いているので、もはやあることを意識せずに使っていますね」。

ボスが部下に指示を出すことがBIMソリューション導入のポイント

アールテクニックは、BIMソリューションの使いこなしにかけては、日本有数の設計事務所だ。その代表の井手氏からの、BIM導入を考えている設計事務所へのアドバイスは2つあるという。「一つは、とにかく使ってみて欲しいということです。食べず嫌いの人が多いんですが、すべての機能を覚える必要はないので、まず使ってみて欲しいですね。もう一つはボスが使うということです。ただし、デザイン自体はボスが最後までやりますが、その精密な入力を行う必要はありませんし、その時間もないでしょう。ボスがBIMの3次元モデルの中で大ざっぱな形や位置を決めて、細かな調整は部下に任せる形にすれば、試行錯誤のストレスを大きく減らすことができます」。BIMソリューション導入の際には、このポイントを念頭に置き、ThinkServer TS130をはじめとするレノボの高性能サーバーもあわせて導入することをお勧めする。

ThinkStation E30
インテル Xeon プロセッサー E3-1200 製品ファミリー搭載

ThinkServer TS130 -BIMサーバーに最適なエントリーサーバー-

ThinkServer TS130は、圧倒的なコストパフォーマンスを実現したエントリーサーバーです。6万円台からのお求めやすい価格ながら、24時間365日運用を前提とした、エンタープライズレベルの信頼性、堅牢性、管理性を誇ります。

お勧めの理由

  • インテル®AMTによる高度なリモート管理
    電源オフ時やOSが応答しない状況でも、電源制御やソフトウェアパッチの適用などの高度なリモート管理が可能です。
  • 設計オフィスに静かさをもたらす静音性
    冷却効果と静音性を両立させた設計により、人のささやきより静かな約24dB(待機時)を実現しました。
  • 24時間365日運用を支える緻密なエアーフロー
    サーバーにとって重要な熱対策も万全。負荷のかかる長時間稼動にも耐えるよう、排熱のための空気の流れも緻密に設計しています。

ThinkServer TS130 推奨構成

OS Microsoft® Windows ServerR 2008 R2 Foundation
CPU インテル® Xeon® プロセッサー E3-1200番台
メモリー 8GB(最大32GBまで搭載可能)
HDD 500GB(250GBx2)
RAID
コントローラー
RAID 0,1(RAID 1初期設定済)
システム管理機能 インテル® AMT7.0
(インテル・アクティブ・マネジメント・テクノロジー)

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