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導入事例

学校法人 実践女子学園

女性でも気軽に持ち運べるYOGA TABLET 8を配布し、いつでもどこでも自由に学べる理想的な学習環境を実現。

導入について

本学が特に高く評価したのは、レノボ製品ならではの信頼性と堅牢性、利用シーンにあわせて選べる多様な運用スタイル、大画面と薄型・軽量のバランス、長時間のバッテリ駆動などです。

学校法人 実践女子学園 実践女子大学
人間社会学部 人間社会学科 准教授 博士(理学)
竹内 光悦 氏

ICTを積極的に取り入れた環境作りに力を入れる実践女子大学

実践女子大学では、渋谷と日野の両キャンパスに複数のPC設置教室を設けていますが、これまでは基礎的な情報教育で利用するにとどまっていました。同大学は、情報教育だけでなく、さまざまな分野の講義に情報端末を取り入れる必要性を強く感じていましたが、PC設置教室には最大でも50台程度のPCしか置かれていないことから、PCのない普通教室で行われていたような大人数(1クラス平均150名)の講義には対応しきれずにいました。
このような経緯から、学生に1人1台のモバイル端末を配布し、学生たちがいつでもどこでも情報端末と接することができる環境作りをスタートさせました。

今回、学生への端末配布で中心的な役割を果たした同大学 人間社会学部 人間社会学科 准教授の竹内光悦氏は、「小学校から高等学校までは、授業の中でICTが積極的に取り入れられています。このように充実したICT環境の中で過ごしてきた学生たちが、ICTと疎遠な大学に魅力を感じることはきっとありません。本学は、ICTに対して苦手意識を持って終わるのではなく、ICTを積極的に活用する道をしっかりと歩み出し、学生とともにそれを『実践』していくことが何よりも重要だと考えています」と語ります。

薄型軽量でバッテリ駆動時間も長いYOGA TABLET 8を全面的に採用

実践女子大学では、3年ほど前から、いつでもどこでも学習できる環境「ノマドスタディ」に関する研究を進めてきました。この研究では、タブレットを用いた実地検証も行われ、思いついたことをその場で検索・記録するためのツールとしてタブレットが非常に役立つことを確認しています。

今回、学生に配布するモバイル端末として、ノートPC、タブレット、ファブレット、スマートフォンなど、さまざまなタイプの端末を視野に入れましたが、女性でも気軽に持ち運べるサイズと重量、充実した情報を表示できる画面サイズ、情報の入力効率などを総合的に判断し、タブレットが最適であるという結論に達しました。

同大学は、学生に配布するタブレットとしてさまざまなモデルを検討しましたが、今回は少ないコスト負担で配布可能なAndroid™ OS搭載モデルに絞り込んでいます。そして、候補に挙がったいくつかのAndroid™タブレットを比較・検討した結果、8インチディスプレイを搭載したレノボのAndroid™タブレット『YOGA TABLET 8』が採用されました。

竹内氏は、YOGA TABLET 8の採用ポイントを「実は、いくつかの候補モデルを学生にも実際に触らせたのですが、最も人気が高かったのがYOGA TABLET 8でした。本学が特に高く評価したのは、レノボ製品ならではの信頼性と堅牢性、利用シーンにあわせて選べる多様な運用スタイル、大画面と薄型・軽量のバランス、長時間のバッテリ駆動などです。また、ある学生が電車の中でレノボのタブレットを使っているOLさんを見かけて、働く女性のイメージと重ね合わせてとても格好良く映ったとのことです」と説明しています。

電子データを配布することによりペーパーレスの講義運営を実現

実践女子大学は、2014年度に入学した人間社会学部の1年生全員に加え、タブレットを必要とする一部の学生や教師も含め、合計280台のYOGA TABLET 8を配布しています。キャンパス内は無線LAN環境がすでに整備されていることから、学内のどこにいてもYOGA TABLET 8を用いて、情報の検索、写真や動画のダウンロード・再生、教師や友達とのコミュニケーションなどを素早くこなせます。

竹内氏は、「大学側が端末の利用を制約することなく、あたかも学生自身の所有物であるかのように使い倒してもらうことで、タブレット の可能性を大いに感じ取ってもらいたいと考えています。また、大学としては、そのような自由度の高い利用形態を通じて、どのようなことが起こるかも確かめたいと思っています」と語ります。

同大学では、学生1人1 人に自分専用の YOGA TABLET 8を配布したことで、PCのない普通教室でも情報端末を活かした講義を展開できるようになりました。例えば、竹内氏の講義では、プレゼンテーション資料を電子データで配布し、学生たちは手元のタブレットでその資料を表示しながら聴講しています。また、アニメーションが含まれるプレゼンテーション資料は、動画の形式にして講座のあとにダウンロードできるようにしています。

竹内氏は、「これまでは、プレゼンテーション資料を印刷して配布していましたが、YOGA TABLET 8を導入してからは電子データに切り替わり、紙や印刷コストがかからないペーパーレスの講義運営を実現しています。また、単なる教材の配布にとどまらず、学生の質問に対してオンラインで受け答えを行うなど、学習管理システム(LMS)の活用もさらに進んでいます」 と説明しています。

情報を入力・分析・活用するツールとしてもYOGA TABLET 8が活躍

YOGA TABLET 8は、学生たちがどのような使い方をしても10時間以上のバッテリ駆動を実現しています。このため、学生たちは、講座以外の時間にもYOGA TABLET 8を肌身離さず持参し、学習とプライベートの双方でフルに活用できています。

現在は、主に情報を閲覧する端末として用いられていますが、将来的には情報の入力、分析、活用のためのツールとしても力を発揮することが期待されます。例えば、竹内氏が担当する統計学の講義では、1年次は基礎的な統計の学習にとどまりますが、2年次は調査、3年次は調査実習が行われることから、学年が進むにつれてYOGA TABLET 8の利用範囲が広がっていきそうです。

竹内氏は、「かつてはPCやワークステーションでデータ分析を行うのが当たり前の時代でしたが、最近ではAndroid™ベースの端末でもオープンソースの統計用プログラミング環境『R』を利用する動きが活発になってきました。このため、将来的にはYOGA TABLET 8を統計分析の学習に役立てることも視野に入れています。基礎教育レベルの学習であれば、YOGATABLET 8でも十分に対応できると考えています」と、将来の展望を語ります。

2014年12月取材

この課題を解決した製品・ソリューション

  • YOGA TABLET 8

    さまざまなことを快適にこなせる性能・機能を約401gの軽量ボディに凝縮したAndroid™ タブレット。

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