導入事例

セイコーソリューションズ株式会社

「軽量・堅牢」なノートPCを、コストをおさえて調達したセイコーソリューションズ
重量1kgを切った軽量モバイルノート「ThinkPad X13 Gen6 AMD」

概要

セイコーソリューションズ株式会社はセイコーグループ株式会社の一員で、長年に渡って社会インフラを支え続けている。グループではコロナ禍以降、グループ各社のリモートワーク導入により軽量モバイルノートPCのニーズが一気に高まったが、軽さと堅牢性、コストパフォーマンスを両立できるモデルをなかなか導入できずにいた。しかし2024年以降は、LenovoのAMD CPU搭載モデル「ThinkPad X13 AMD」を採用することで、軽量かつ堅牢性の高いモデルを比較的安価に調達できるようになった。



課題

グループ内で広く使われる標準モバイルノートPCとして、軽量で堅牢性が高く、かつコストパフォーマンスに優れるモデルを探していた。

ソリューション

重量1kgを切り、かつAMD製CPUを搭載したことで高いコストパフォーマンスを達成した「ThinkPad X13 Gen6 AMD」を採用。

導入効果

軽量かつ故障知らずの堅牢なモバイルノートPCを従業員に広く支給することで、リモートワークを活用した柔軟な働き方を実現。


導入


コロナ禍を経てモバイルノートPCの選定基準に変化が

グループの一員として、長年さまざまなITソリューション事業を展開してきたセイコーソリューションズ株式会社(以下、セイコーソリューションズ)。コンサルティングからシステム構築、運用管理まで、顧客の幅広いニーズにワンストップで対応し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に支援している。具体的には決済ソリューション、IoT、時刻同期、トラストサービス、性能管理などのソリューションを通じて、長年に渡って社会インフラを支え続けている。

遠藤 浩明氏 

同社はまた、グループ内のITシステムの構築・運用も担っており、グループ各社の従業員が日々業務で使用するクライアントPCの選定・調達も行っている。長年このPC選定業務に関わってきた遠藤浩明氏によれば、コロナ禍を経たことで業務現場におけるクライアントPCに対するニーズは大きく変遷してきたという。

「コロナ禍以前は、社外にモバイルノートPCを持ち出すのは一部の営業担当者に限られていました。従って営業向けには軽量モデルを、そしてその他の一般従業員には標準機としてやや重くて安価なモデルを採用してきました。しかしコロナ禍で多くのグループ企業がリモートワークを導入した結果、一般従業員もモバイルノートPCを社外に持ち出すようになり、軽量モデルのニーズが一気に高まりました」

このニーズに応えるために、コロナ禍以降は複数メーカーのさまざまな軽量モデルを導入してきたが、中には安定性や堅牢性に課題のあるモデルもあり、「これだ!」という製品になかなか出会えずにいたという。加えて2024年以降は為替が円安基調となり、海外メーカーのPCの価格が高騰してしまった。これらの事態を受け、同社は2024年度からクライアントPC選定の方針を大きく転換することとなった。

AMD製CPUを搭載した「ThinkPad X13」を標準モバイルノートPCとして採用

それまで同社では、コロナ禍直後の半導体不足の時期を除き、一貫してIntel製CPUを搭載したモデルを選定してきた。しかし円安によるPC価格高騰を受け、この方針を見直すことにした。

「それまでは『Intel Core i5以上』という選定条件を設けていたのですが、Intel CPUのアーキテクチャも大きく変わった上、Intel CPU搭載モデルが円安のあおりを受けて高額になってしまったため、CPUの条件をいったんなくした上で、あらためて各PCメーカーに提案を募りました」(遠藤氏)

澁谷 義博氏 

その結果最終的に同社が選定したのが、Lenovoが提案した「ThinkPad X13 Gen4 AMD」だった。同製品はIntel製ではなくAMD製のCPUを搭載しており、Intelモデルと比較して約2割安価だったという。また重量も1.1kg弱とかなり軽量だったことから、最終的に2024年度に調達する標準モバイルノートPCとして採用することになった。

同社でPCの調達業務を担当する澁谷義博氏によれば、同モデルは軽量かつ高機能であるだけでなく、抜群の堅牢性を誇ったという。

「それまで採用してきたモバイルノートPCは、どれも何かしらのトラブルを起こしてきたのですが、ThinkPad X13 Gen4 AMDについては一切トラブルが起きませんでした。グループ全体で1000台近く導入したにも関わらず、故障はユーザー起因の1、2件程度しか発生していません」

そこで翌2025年度の標準モバイルノートPCの調達においても、前年と同じく複数メーカーから提案を募ったものの、最終的には引き続き同モデルの後継機である「ThinkPad X13 Gen6 AMD」を採用することとなった。その選定プロセスについて、遠藤氏は「Gen4モデルがあまりにも安定していたので、その後継機であるGen6もカタログスペックだけを見て採用を決めました」と振り返る。

Gen6モデルの1kgを切った軽さとAMD CPUに対する高い信頼

Gen6はGen4からさらに軽量化が進み、約0.97kgという軽さを達成していた。他社の競合製品の中には、より安価なものの重量が重いモデルも幾つかあったが、ユーザーの「少しでも軽く!」というニーズは根強く、最終的にはGen6が軽さと機能、価格のバランスに最も優れると判断し、採用に至った。

AMD製CPUに対する信頼度も、極めて高かったと遠藤氏は話す。

「2020年度の世界的な半導体不足の折にAMD搭載モデルを既に採用していますし、前年にはAMDを搭載したGen4モデルを大量に採用していますが、CPU起因のトラブルは一切起きていません。それでいてIntel搭載モデルより安価なので、現在では標準モバイルノートPCについてはAMD搭載モデルを採用する方針が定着しつつあります」

加えて、Lenovo Japanの営業担当者による的確かつ迅速な提案や対応ぶりも、2024年、2025年と連続して同社のモデルを採用する一因だったという。

「モデル選定時に5社ほどのメーカーにRFPを送ったのですが、Lenovoさんのレスポンスが最も早く、かつその後も弊社のニーズを正確に汲み取った提案をしていただきました」(遠藤氏)

「採用を決めた後の納入手続きに関しても、Lenovoさんの営業事務の方に丁寧かつ迅速に対応していただいたおかげで、非常にスムーズに運びました。発注処理のやりとりをメールで行っているのですが、注文請けや納期状況などの情報をメールに記載していただき、かつCcに弊社の関係者のアドレスを加えているので、関係者間で納品状況をリアルタイムに共有でき、非常に助かっています」(澁谷氏)

設計開発部門で使われるワークステーションにもLenovoの AMD搭載モデルが

同社が2025年5月から導入を始めたGen6は、前年に導入したGen4と同様、トラブルらしいトラブルの報告はほとんどなく、極めて安定して稼働しているという。なおGen6の発注は、各グループ会社からの申請を受けて都度行っているが、今のところ発注してから実機が納入されるまでの納期は非常に安定していると澁谷氏は語る。

「納期が予定より伸びてしまうと、場合によっては四半期の『期またぎ』が発生してしまい面倒なことになるのですが、Lenovoさんの納期は極めて安定しているのでとても助かっています。もし可能であれば1カ月以内の納期や、もっと短い期間で納めてもらえる在庫モデルなどがあると非常に助かるので、ぜひ検討いただけるとありがたいですね」

ちなみに現在同社では標準モバイルノートPCだけでなく、設計開発部門で利用されるワークステーションにもAMDを搭載したLenovoのワークステーションを多数採用している。一昔前はIntel製CPUでないと安定動作しないCADソフトや解析ソフトもあったが、現在ではAMD CPUで問題が発生することはなく、かつ別途グラフィックボードを搭載しなくてもRyzenプロセッサに搭載されるRadeon GPUでこれらのソフトを十分使えるため、「コストパフォーマンスの高いワークステーション」として採用される例が増えているという。

「設計開発部門のユーザー同士の口コミで、Lenovo製のAMD搭載ワークステーションの評判が社内で広がっています。一方、今回標準モバイルノートPCとして採用したGen6は、AI PCとして非常に高い性能を備えていますが、個人的にはCPUのスペックを多少おさえてでも、さらに安価でかつ軽量なモデルがあると助かります。各メーカーとも、軽量モデルは付加価値の高いプレミアムモデルと位置付けていますが、今後は軽くてかつ安いモデルの登場もぜひ期待したいですね」(遠藤氏)


お客様プロフィール

お客様

セイコーソリューションズ株式会社

所在地

千葉県千葉市美浜区中瀬1-8

設立

2012年


セイコーソリューションズ株式会社

「軽量・堅牢」なノートPCを、コストをおさえて調達したセイコーソリューションズ
重量1kgを切った軽量モバイルノート「ThinkPad X13 Gen6 AMD」

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