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導入事例

日揮株式会社

グローバル企業 日揮への約3600台のPC一括導入を支えたレノボのイメージ展開サービス。

タグ 建築設計

導入について

レノボさんには高い品質を条件としてお願いしたのですが、ファクトリー・サービスは、我々の期待に十分こたえていただけたと思います。導入したマシンも『サクサク動く』ととても好評です。
信頼性はもちろん、万が一、故障した場合の海外におけるサポート体制は非常に重要です。今回、選択したレノボ製品、およびファクトリー・サービスやサポート体制は、我々のようなグローバルで活動する企業にとっては、とてもありがたい存在なのです。

日揮株式会社
経営統括本部 管理室 コーポレートIT室 担当部長
鈴木 茂明 氏

約3600台のクライアントPCをレノボ製品で統一

日揮株式会社は、1928年、日本初のエンジニアリング会社として創立されました。アジア、中近東、アフリカ、南米、オセアニアなど世界各地で石油・ガス・石油化学などの国家プロジェクトに参画。高度なエンジニアリング技術と卓越したプロジェクトマネジメントで、数多くのビッグプロジェクトを成功に導いてきた日本を代表するグローバル企業です。

同社は、約4年間隔で日本オフィスのクライアントPCをリプレースしています。そして今回、約3600台のクライアントPCをレノボの製品にリプレースしました。レノボ側で本プロジェクトを担当した吉田氏は、次のように説明します。

「今回のリプレースには、弊社と横河レンタ・リース様が組んでご対応しました。横河レンタ・リース様がハードウェアの導入、弊社が導入するハードウェアの製造とキッティングを担当しました。製品としては、ノートタイプがThinkPad L430とThinkPad X230、デスクトップがThinkCentre Tinyの計3機種で、合計で約3600台をご導入いただきました」(吉田氏)

OSはWindows 7 Enterpriseの64ビットの英語版と日本語版で、いずれの製品もCPUはインテル Corei5以上を搭載しています。3600台を超えるクライアントPCに、これだけハイスペックのマシンに採用された理由について、日揮株式会社の鈴木様は次のように説明されます。

「弊社の主な業務は、海外を中心としたエネルギープラントを設計・調達・建設することです。その多くは1、2年で業務は終わりません。プロジェクトによっては、3、4年かかる場合も少なくないのです。そのため、プロジェクト途中でパソコンが交換されると、業務に少なからず影響が出ます。したがって、少なくとも4年間は、使用可能な高スペックの製品が必要なのです」(鈴木様)

もちろん、日揮様の業務では、過酷な屋外で使用されることも多いため、ノートPCには高い耐久性と信頼性も要求されます。そこでレノボ製品が選択されたことは、ThinkPadの高い信頼性が改めて認められたといえるのではないでしょうか。

レノボのカスタムプリロードイメージ

レノボのカスタムプリロードイメージ

大和研究所と一体となって提供されるファクトリー・サービス

今回、レノボでは、ハードウェアの製造だけでなく、日揮様で必要とされるOSイメージを作成し、製品にインストールしたうえで製品を出荷する「ファクトリー・サービス」も提供しています。

通常、大量のPCを導入する場合、PCを準備し、展開するには、多くの時間とコストがかかります。ガートナー社の試算によると、新規購入したPCのイメージ作成、ロード、構成を手動で行った場合、システム1台あたりのコストは300ドルにもなると言われています。ファクトリー・サービスを利用すると、こうした作業をすべてレノボ側で行い、お客様の時間とコストを大幅に削減することが可能です。

今回、日揮様はレノボのファクトリー・サービスを利用されましたが、その背景には、前回のPCリプレースにおける苦い経験もあったと、鈴木様は次のように説明されます。

「前回のクライアントPCリプレースでは、他社のメーカーの製品を選択したのですが、想定以上に初期不良が発生してしまいました。ところが、プロジェクトに関わった企業が多かったこともあり、なかなか原因を特定できませんでした。結果的に、リプレースから3年が経過しても、その影響が残ってしまったのです。そこで今回は、品質を最優先に、最初のキッティングをしっかり実施したいと考え、レノボさんのファクトリー・サービスを、ぜひ活用したいと考えたのです」(鈴木様)

実際に、レノボのファクトリー・サービスは、独自の作業プロセスにより、非常に高い信頼性を実現できていると、吉田氏は強調します。

「外資系企業のベンダーで日本国内に研究所(大和研究所)を置いているのは、レノボだけです。この研究所の存在が、ファクトリー・サービスの信頼性を高めるのに大きな役割を果たしています。具体的には、お客様からお預かりしたOSイメージは、この大和研究所の開発部門でカスタム・イメージへと変換され、さまざまな検証が行われるのです」(吉田氏)

レノボのファクトリー・サービスは独自のモジュール構造でイメージを作成するため、問題発生時においても迅速な対応、かつ高い信頼性を提供する事が可能です。
また、グローバルで活躍される企業様が海外でPCを展開なさる際にも、弊社の各拠点、工場で同様にカスタムイメージを展開させて頂くことで、均質なサービスを提供致します。

レノボ・ジャパン株式会社
ソリューションスペシャリスト/サービスセールスマーケティング
吉田 圭太郎 氏

モジュール化されたイメージの作成で高い信頼性を実現

一般的なイメージ展開サービスでは、お客様からお預かりしたOSイメージをそのまま展開します。しかし、そのままのイメージでは、サイズが大きくなりすぎて複数のDVDに分割せざるをえず、展開時に問題が発生したり、イメージそのものに問題がある場合は、修正が困難になったりするケースが少なくありません。しかし、レノボのファクトリー・サービスでは、お客様からお預かりしたOSイメージをレノボ独自のフォーマットに変換することで、高い信頼性と柔軟性を実現しています。

「大和研究所では、IBM時代から蓄積されたノウハウを活用し、お客様からお預かりしたOSイメージから独自フォーマットの標準イメージを作り上げ、それに変更箇所をモジュール化して積み重ねることでカスタム・イメージを作成します。これによりイメージがシンプルになり、見える化されるため、明確に入れたいものだけを入れられようになります。さらに、何か問題が起きても、モジュール単位で入れ替えるだけで対応できるため、イメージ作成を短縮すると同時に信頼性を大幅に高めることができるのです」(吉田氏)

変換されたイメージは、サーバ上に配置され、検証やリカバリーDVDの作成テスト等が実施されます。検証の結果、問題がなければ、工場でサーバからダウンロードされ、製品にプリロードされて出荷されることになります。

日揮様のPCリプレースでも、ファクトリー・サービスの効果は十分に発揮されました。大和研究所の研究開発部門と日揮様の情報システム部門で緊密なコミュニケーションをとりながらベースイメージを作成し、キッティングを行った結果、前回のリプレースで発生した初期不良を、ほぼ完全に押さえ込むことに成功したのです。

鈴木様は、レノボのファクトリー・サービス、および導入されたレノボ製品について、次のように評価しています。

「前回の経験がありましたので、レノボさんには高い品質を条件としてお願いしたのですが、ファクトリー・サービスは、我々の期待に十分こたえていただけたと思います。導入したマシンも『サクサク動く』ととても好評です。キーボードも使いやすいですし、今回、PCリプレースに合わせて社内に無線LAN環境を構築しましたので、会議にThinkPadを持ち込んでネットにつなぐ新しい使い方も可能になり、仕事の進め方も大きく変わりました。また、ノートPCの希望者に対して外部ディスプレイの配布を決めたところ、小型のThinkPad X230に人気が集まりました。弊社の社員はPCを出張先や駐在現場に持ち出す機会も多いため、オフィスでは大型ディスプレイを接続して作業でき、持ち出しも容易なコンパクトな製品が好まれたのだと思います」(鈴木様)

イメージファイルの管理

イメージファイルの管理

海外拠点の活用でグローバルでのスピーディな展開にも対応

日揮様の事例では、日本国内の約3600台のクライアントPCが対象でした。ただし、仮に海外で同様のサービスのご要望があっても、まったく問題なく対応できると、吉田氏は胸を張ります。

「弊社は、日本だけでなく、米国、ヨーロッパ、中国の3箇所にもカスタム・イメージの作成、管理、互換性テストを実施できる拠点を持っています。したがって、日揮様のようにグローバルで活躍される企業様が、海外でクライアントPCを展開される場合でも、スピーディに対応することが可能です。具体的には、各拠点でカスタム・イメージを作成し、現地の工場でインストールして出荷することで、展開の時間を短縮し、かつ信頼性を担保することができるのです」(吉田氏)

もちろん、日本国内でカスタム・イメージを固め、それを米国、ヨーロッパ、中国の各拠点を通じて配布・展開することもできます。逆に、各国ごとにイメージを変えるのも容易です。カスタム・イメージがモジュール化されているため、各国に合わせたイメージをスピーディに作成し、配布・導入することが可能だからです。

また、細かいことですが、レノボであれば、現地に合わせたキーボードの調達も容易です。もともと、すべての製品がグローバルベースで開発されているため、こうした各国の事情に応じた細かい仕様の違いは、最初から製品に織り込まれているのです。

「我々は、IBMの時代から数多くの大規模な企業様向けの展開のお手伝いをさせていただいています。ハードウェアの信頼性はもちろんですが、大和研究所に象徴されるように、ソフトウェア面でもしっかりサポートさせていただいていることを、ご理解いただければと思います。さらに、先にお話しした海外の拠点を活用し、グローバルで活躍されている企業様のPC展開に対しても、多くの実績、ノウハウを持っていますので、ぜひ安心してお任せいただければと思います」(吉田氏)

日揮様も、レノボのハードウェアの信頼性、および大和研究所を中心とするソフトウェア面のサポート体制を高く評価されています。

「弊社の社員は、あるときは砂漠、あるときは熱帯のジャングルというように海外の過酷な環境で仕事をしています。ネットワークの使えない環境も珍しくないため、必要な情報はすべてPCに詰め込んで作業をするのです。したがって、信頼性はもちろん、万が一、故障した場合の海外におけるサポート体制は非常に重要です。今回、選択したレノボ製品、およびファクトリー・サービスやサポート体制は、我々のようなグローバルで活動する企業にとっては、とてもありがたい存在なのです」(鈴木様)

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