ビジネスに最適なIT環境の
構築をサポートするサイト

導入事例

オムロン株式会社

決め手は意思決定のスピードとコストパフォーマンス
レノボのグローバルプログラムを最大限に活かし、PC集中購買と最大約3割のコスト削減を実現

導入について

「センシング&コントロール+Think」技術を軸に、質量兼備の地球価値創造企業を目指す

京都府京都市に本社を構える大手電気機器メーカーのオムロン。産業、社会、生活、環境という4つの成長領域に対し、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を核とした産業向け制御機器やFAシステムを提供する制御機器事業を主力として、電子部品事業、車載事業、社会システム事業、ヘルスケア事業、本社直轄の新規事業など、幅広くビジネスを展開しています。1933年の創業以来、数々の世界的なイノベーションを創出し、社会の発展と人々の生活の向上に貢献してきたオムロンですが、その商圏もグローバルに広がり、アメリカ、ブラジル、オランダ、中国、シンガポール、インド、韓国に海外拠点を据え、117か国でビジネス活動を展開、海外の売上比率も約6割に達しています。

そうした同社が2011年に公表した、10年間に亘る長期ビジョンが「Value Generation 2020」(VG 2020)です。グローバル市場における競争が激しさを増す中で、「質量兼備の地球価値創造企業」を目指し、2020年度には「売上高1兆円」を達成していくことが掲げられています。

さらにオムロンは2017年、人件費の高騰や生活習慣病の広がり、都市環境の悪化、温暖化の加速など、世界各地で生じている社会的課題を解決していくため、新たな中期経営計画である「VG2.0」を策定しました。同計画では、オムロンのコア技術である「センシング&コントロール+Think」を軸に、AI、IoT、ロボティクスといった技術革新を活用するとともに顧客やパートナー企業との連結によりイノベーションを創造し、「ファクトリーオートメーション、ヘルスケア、モビリティ、エネルギーマネジメントの4ドメインにおいて、社会的課題の解決を通じたさらなる成長を遂げていくことが掲げられています。さらにVG2.0では、ビジネスモデルの進化や新規事業の創出といった基本戦略のほか、実行力の強化のための技術戦略・人財戦略、事業基盤強化のための運営・機能戦略も定められています。

グローバルにおけるPCの集中購買に着手

オムロン株式会社 グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ 主査 東沢 圭剛 氏

オムロン株式会社
グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ 主査
東沢 圭剛 氏

オムロンではVG 2020の一環として、2016年度より、「質を伴った成長」を持続できるグループ運営構造の確立を目指し、間接材購買、ITインフラ、業務プロセスといった様々な機能の統合や、生産性向上のためのプロセス革新を推進しています。中でも、間接材の集中購買では、ビジネスを支えるITインフラである、データセンターやサーバ、ネットワーク、そしてPCやスマートデバイス等のエンドユーザーテクノロジー(EUT)も含めて、その取り組みを推進。EUTの領域では、購買から運用保守、廃棄までをグローバルで一元的に管理するライフサイクルマネジメントの実現を進めています。

グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ 主査の東沢圭剛氏は「オムロンのグローバルIT戦略では、コード体系や顧客マスター情報の統一的な管理に基づくガバナンスの強化、および情報の有効活用による経営課題の解決が定められています。その実現にあたって不可欠となるのが、ITインフラの統合であり、EUTの領域でも機種や仕様の標準化を進めています。具体的には、PCやスマートデバイスの集中購買を加速させる一方で、暗号化技術やアンチウィルスソフトもグローバルで統合、情報セキュリティやガバナンスを高めていこうとしています。加えて、運用管理や保守、最終的な廃棄を含めたライフサイクル全体についてもグローバルで標準化を進めています」と説明しています。

そうしたEUT環境の統合を実践に際して課題とされていたのが、各国の拠点でバラバラに行われていたPCの購買でした。東沢氏は、「日本とヨーロッパの一部ではPCの集中購買が実現できていたものの、他の地域の拠点では独自の商流でPCを購買していました。調達コストについても最適化されておらず、グローバル全体でコストダウン可能な余地がありました」と話します。

「これらの課題を解決するため、2014年からグローバルにおけるPCの集中購買に着手しようとしたのですが、当時は各国拠点におけるPCの利用状況を正確に掴めていなかったことや、ワールドワイドで集中購買を行うにあたって、PCメーカ各社が提示する条件が当社の要件に合わず、思うように進めることができなかったのです」(東沢氏)

そうしたオムロンの悩みに応え、グローバルでの集中購買とPCの標準化を支援したのがレノボでした。

レノボのグローバルプログラムがオムロンの求める集中購買を実現

オムロン株式会社 グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ 徐 延 氏

オムロン株式会社
グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ
徐 延 氏

グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループの徐延氏は「当社では1年に1度、製品優位性、価格優位性、保守サポート等の観点に基づきPC標準品の選定見直しを行っています。そして標準仕様を定めた後に入札を実施、PCベンダーを決定しています。2016年の入札でも多くのPCベンダーに応札していただいたのですが、今回、選定されたのがレノボでした」と話します。

そもそもオムロンは、これまでもレノボ製PCを数多く採用してきた実績があり、製品の価格優位性やラインナップの豊富さ、ブランド力、そして、保守サポート体制を高く評価していたといいます。
東沢氏は「入札によるPCのパートナ選定は日本でのみ行っており、他国の拠点は対象外でした。しかし今回、レノボから海外拠点も含めた集中購買を行うための『レノボグローバルプログラム』を提案されました」と振り返ります。

レノボグローバルプログラムは、ワールドワイドで同一のスペック、同一価格の適用によりPCを購入可能とするサービスです。また、グローバルアカウントマネージャーが各国の担当営業と共に顧客企業をサポートするため、1つの窓口を通じた購入、サポートも受けられるようになります。

さらに今回のレノボからの提案は、オムロンの各国拠点のPCの利用状況やニーズに応じて、購入できるモデルのラインナップも柔軟に選択できるというきめ細かいものでした。
「モデルや仕様等、PCに対する要望が国ごとに異なっていたため、当初はPCの仕様をどこまで統一できるのかが懸念点でした。しかし、レノボは当社の現状を考慮してくれ、アジア地域と欧米向けにラインナップを分けてくれるなど、細やかな対応を行ってくれたのです」と徐氏は評価します。

「また、グローバルでの仕様策定にあたり、レノボのスタッフにも各国のオムロンの担当者を交えたミーティングに参加して頂き、詳細な内容を的確に詰めていくことができました。加えて、グローバルプログラムによるサポートの一環として、レノボの現地営業担当者が各国のオムロンの担当者に直接ヒアリングを行ってくれたことも、早期の仕様策定に繋がったと感謝しています」(徐氏)

ThinkPad X1 Carbon を主軸に、各国のニーズに柔軟に対応したPCが調達可能に

レノボによる支援のもと、2016年から日本、中国、続いて2017年6月よりアジアパシフィック地域において全機種一斉導入が開始されました。さらに2017年7月からは欧米でPCの一斉導入がスタートしています。

今回の主力PCとなっているのが、ThinkPad X1 Carbon です。質量わずか約1.13kgで薄さ15.95mmの軽量薄型の筐体ながら、狭額縁を採用により13型のフォームファクターに14型高解像度液晶を搭載。最適な薄さと軽さを兼ね備えた、持ち運びに便利なモデルです。また、第7世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーを搭載するとともに、マイクロアーキテクチャの最適化により、前世代モデルと比較して、パフォーマンスや省電力性が大幅に向上しています。バッテリーも最長約15時間の駆動が可能で、ネットワークに接続したままで丸一日使い続けることができます。

東沢氏は「社員の出張が増える一方、人材の流動化が進むなど、社員の機動性がこれまで以上に求められています。そうした要件に対して、長寿命のバッテリーに加え、薄型軽量で、かつパフォーマンスに優れた ThinkPad X1 Carbon は、社内でも高く評価されています」と話します。

なお、日本、中国、アジア圏では ThinkPad X1 Carbon のほか、ThinkPad X260/270 などが導入されていますが、欧州、米国では画面サイズが大きく、より処理能力の高い、ThinkPad T470 や ThinkPad T570 等のモデルが主に採用されています。徐氏は、「現在、購入しているPCのカテゴリはデスクトップ、大型ノート、中機能小型ノート、高機能小型ノートの4機種が基本となっていますが、レノボPCのラインナップの豊富さは重要なポイントです」と話します。

なお2016年6月から2017年3月まで、日本のオムロンにおけるレノボPCの新規導入台数は約3,000台で、そのうちの半数が ThinkPad X1 Carbon で構成されています。中国、アジア太平洋地域、アメリカ、ヨーロッパ地域においてもレノボPCがオムロンの標準機となっているため、2017年度にはさらに3,000台以上の追加導入が予定されているといいます。

レノボのサポート力がグローバルでの調達を加速

オムロンは今回のグローバルプログラムの適用に際して、レノボのサポート力についても高く評価しています。
徐氏は、「レノボの現地営業担当者が各国拠点と直接やり取りしてくれるので、とても助かっています。例えば、海外におけるPCの購入履歴を問合せした際にも、レノボは現地営業を経由して迅速に情報を提供してくれるなど、購買担当者である私の業務負担も大幅に軽減されています」と説明します。

また、東沢氏も「レノボジャパンがグローバル全体のプロジェクトを統括し、海外拠点に対しても日本のグローバルアカウントマネージャーが一元的にサポートするため、非常に安心感があります。また、価格検討や仕様提案に対しても意思決定が早く、滞りなくグローバル集中購買が実現できました。非常に感謝しています」と話します。

グローバル調達の実現により、各国のオムロンの購買、IT担当者からもPCの標準化やコストダウンが図れたと、感謝の声が寄せられているといいます。事実、オムロンにとって今後の社内アプリケーションやセキュリティ対策等のグローバルにおける標準化の早期実現が見込めるようになったほか、グローバルでの調達ボリュームを活かすことで、最大約2~3割のコストダウンが期待できているといいます。

今回のプロジェクトを振り返り徐氏は、「レノボの手厚いサポートのおかげで、当初に期待していた以上にプロジェクトを円滑に進めることができました。今後はPCの調達だけでなく、キッティングの標準化や廃棄プロセスなど、PCのライフサイクル全般についても、優れた提案を期待しています」と話します。

また、東沢氏も次のようにレノボに期待を寄せています。
「レノボのグローバルプログラムの活用は、間接材集中購買の可能性を広げる、非常に有益な取り組みでした。今後はタブレットや2in1型のPCなど、多彩な提案をお願いしたいと考えています」(東沢氏)

レノボの支援によってPCの集中購買を確立し、コスト削減のみならず仕様の標準化を実現したことで、PCライフサイクルマネジメントを大きく前進させることができました。

オムロン株式会社 グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ 主査
東沢 圭剛 氏

レノボは現地営業を経由して迅速に情報を提供してくれるなど、購買担当者である私の業務負担も大幅に軽減されています。

オムロン株式会社 グローバルものづくり革新本部 購買プロセス革新センタ 購買戦略部 間接材集中購買グループ
徐 延 氏

関連導入事例

法人のお客様限定

販売店・特約店からのご購入を
希望の方専用フォームです