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特集

ThinkStationユーザーレポート

「BIMソリューション」の導入で顧客満足度を向上した「梓設計」株式会社 梓設計

空港関連や運動施設などに強い総合設計事務所「梓設計」

梓設計は、2011年に創立65周年を迎えた長い歴史を誇る総合設計事務所である。
梓設計は、「東京国際空港国際線旅客ターミナル」や「中部国際空港旅客ターミナルビル」「福岡空港国際線ターミナルビル」「埼玉スタジアム」「山梨県立博物館」など、著名な建物を数多く設計しており、多くの賞を受賞している。特に、空港関連や運動施設などの機能的な建物を得意としており、その高い技術力には定評がある。また、総合設計事務所の中では、比較的早い段階でBIMソリューションを導入し、BIMソリューションによる設計実績を積み重ねている。

「梓設計」が選んだBIMソリューション

BIMソリューションも数社から発売されており、それぞれ特徴があるが、梓設計ではグラフィソフトの「ArchiCAD」が人気があるという。同社情報システム部長の柴峯一廣氏は、「他社のBIMソリューションも同時に導入してトレーニングを行いましたが、社員に人気があったのは圧倒的に『ArchiCAD』でした。設計者がなじみやすいUIを採用していたほか、処理速度も優れていました」と語る。また、グラフィソフトは、サポート体制が充実しており、利用者からの要望への対応が早いことも、梓設計が採用している理由である。
BIMを導入することで、顧客との意思疎通が深まり、設計の品質も高くなったという。「まだ、一部でBIMを導入したという段階ですが、意志決定が早くなるのは確かです」(柴峯氏)。

今後はBIMを要件とするプロポーザルが増えてくる

埼玉スタジアム

建築設計業務ではプロポーザルによって、設計者が選定されることも多い。2010年、国土交通省が「新宿労働総合庁舎外設計業務」の公募型プロポーザルを行い、梓設計が選定されたのだが、そのプロポーザルではBIMの採用が要件とされていた。国土交通省としては、初めてのBIM採用プロポーザルであったが、今後は、公共、民間をとわず、BIM採用プロポーザルが増えてくることになりそうだ。「間違いなく増えてくると思います。お客様からBIMでやって欲しいと言われたらやらざるを得ないので、どこの事務所も必死になってやると思います」(柴峯氏)。

BIMの真価を発揮するにはBIMマネージャーが重要に

今後、設計事務所が生き残るためには、BIMソリューションの導入が必須となるが、BIMの導入は実はそれほど簡単なことではないと、柴峯氏は指摘する。
「単にBIMを導入しても、すぐにそのメリットが享受できるわけではありません。モデリングやレイヤーの規則を決め、ユーザーの使い方を指導・管理するBIMマネージャーが重要です。さらに、全社をあげてBIMに移行するという、思い切った体制でないと、なかなかうまくいかないでしょう」。
BIMマネージャーは、CADで図面を書くスキルだけでなく、設計者やSEとしての資質も必要であり、そう簡単になれるものではないという。「今後はそうした人材をいかに育てていくかが重要なポイントとなるでしょう」

ThinkStation C20の導入によってレンダリング時間が大幅に短縮

梓設計では、ThinkStation C20を導入し、評価を行っているが、そのパフォーマンスは予想以上だという。「以前のマシンとは明らかに違います。レンダリングがとにかく速いし、メモリーも大容量なので、安心してチームワークで仕事ができます。BIMを使っていると、メモリー不足でデータが読めなくなったり、途中で固まってしまったりすることがよくあるんですが、ThinkStation C20ならそうした心配はありません」。
6コアXeonを2基搭載したThinkStation C20のパフォーマンスは非常に高く、他のマシンで約24時間かかっていた、顧客に提出するためのVBE(バーチャルビルディングエクスプローラー)のレンダリングも、わずか3時間程度で終了するとのことだ。「これまではレンダリングに丸1日かかっていたので、納期の1日前にはモデリングを終了する必要がありましたが、ThinkStation C20なら、3時間前ギリギリまでモデリングを行い、最後の最後にレンダリングをしても間に合いますので、重宝しています」(柴峯氏)。
BIMの真価を発揮するには、ThinkStation C20は最適なマシンといえる。BIMの導入を考えている設計事務所も多いだろうが、BIMを導入するのなら、ソフトだけを購入するのではなく、同時にThinkStation C20をはじめとするレノボの高性能ワークステーションも導入することをお勧めする。

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【ThinkStationユーザーレポート】「BIMソリューション」の導入で顧客満足度を向上した「梓設計」株式会社 梓設計(534KB)

お客様

株式会社 梓設計

設立

1946年

本社

東京都品川区東品川2-1-11

URL

http://www.azusasekkei.co.jp/

建築業務の効率を大きく向上させるBIMソリューション

BIM(Building Information Modeling)とは、コンピューター上に材質やコストなどの属性情報を含む建物の3次元モデルを作成し、そのモデルに基づいて、建築設計や施工から維持管理までのあらゆる工程で情報を活用するソリューションである。BIMの導入により、業務のワークフローが一新され、設計工期が短くなり、工事費も削減できる。海外でもBIMの導入は進んでいるが、日本でも今後、他社との競争に勝つためにはBIMの導入が必須となると考えられている。

  • ThinkStation C20 BIMマネージャーにお勧めするハイスペックマシン

    ThinkStation C20

    C20は、インテル® Xeon®プロセッサー 5600番台をデュアルで搭載可能なハイエンドワークステーションです。NVIDIA® ハイエンドグラフィックスに対応するハイスペックながら、クラス最小レベル容積24Lの筐体を実現したコンパクトモデルです。

    お勧めの理由
    • BIMデータの取りまとめも余裕でこなせるハイパフォーマンス
      6コア×デュアルのプロセッサー性能と最大24GBメモリーにより、BIMマネージャーが行うデータの取りまとめ等の重い作業もスムーズに行えます。

    • 高度なレンダリングに対応するグラフィックス
      ウルトラハイエンドNVIDIA® Quadro 5000グラフィックスを搭載可能、レンダリング時間を大幅に短縮することが可能です。

    • デスクにすっきり置けるコンパクト設計
      コンパクトな筐体に加えて、約24dB(待機時)の静音設計により、デスク周りに設置しても快適にお使いいただけます。

    ThinkStation E30 推奨構成
    OS Microsoft® Windows® 7 Professional(64bit)正規版
    CPU インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台 2基
    メモリー 12GB(最大24GBまで搭載可能)
    HDD 500GB
    グラフィックス NVIDIA® Quadro 2000(3Dプロフェッショナル)
    もしくは
    NVIDIA® Quadro 5000(ウルトラハイエンド)
    モニター ThinkVision L2321x Wide 23インチモニター

    ※レンダリング性能を強化するにはQuadro 5000クラスのグラフィックボードの搭載をお勧めします。
    BIMクライアントには、優れた性能とお求めやすい価格を両立したThinkStation E30もあわせてご検討ください。

製品情報

  • ThinkStation C20

    ハイエンドグラフィックスに対応する、クラス最小レベルの筐体を実現したコンパクトモデル。

    後継機はこちら

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